BY WANSELFのブログ

超大型犬と一緒に暮らす

日常

仕事と散歩に追われ、大した出来事も無かったので
今回は、ごく普通の「日常」を書いてみました



大きいチームが、外に出てる間に、長女(人)が夕ご飯を食べてます
その「お寿司」を狙って ちっちゃいチームが、テーブルに勢ぞろいしてます

あげられるお寿司が見つからなかったので、代わりに「おやつ」を用意しました
長女はいつもの「ちゃん」  チャイは鼻息でおやつを飛ばしてました(笑)



横になってる僕の隣にわざわざ来て 静かな戦いをする二人

ニーナはグンちゃんの左手を嚙んで、グンちゃんはニーナの首をクチュクチュしてる



お昼休憩のワンシーン ちょっとでも人のそばで寝ようとするやつら(笑)

いつも通り「出遅れた」グンちゃんが、
オーチンと僕の間に、鼻先をねじ込んでる(笑)



今日の「お仕事画像」です
ダックス 13歳♀ 腹部にできた腫瘍の切除でした

この子 この腫瘍ができる前に、同じ位置に「ヘルニア」がありました
患者さんが「先生ヘルニアが出なくなった」って喜んでたら
あっという間に、同じ位置に腫瘍が、それと共に、胸部にも新しい腫瘍ができてる


主要切除したら、腫瘍の下には、やっぱりヘルニアの穴が開いていて
腫瘍が、蓋をするように発生していたので、出なくなっていただけでした
腫瘍を取って、ヘルニアを塞ぎ、胸部の腫瘍切除して
子宮と卵巣を全摘 おまけは、歯石除去も行いました
この手術をずる前に、飼い主さんは、家族会議を開いて
「お別れになっちゃうかもしれないけど、この子のために覚悟しました」
って、お預かりしてきました
13歳の年齢で、長時間の手術をする事になったので
飼い主さん家族の気持ちは、良ーく分かります・・・


でも、飼い主さんの「覚悟」って、ワンちゃん側にも伝わって
得てして、こういう時のOPEって、いい結果が出るんですよね


結局、この腹部腫瘍の大きさは、取り出してみたらビリヤードのボール大でした
ヘルニアの穴を、生体が埋めようとして、脂肪が腫瘍化したんですかね
生き物の不思議ですね


麻酔の覚めも良かったし、何日か後には
心配して待ってる飼い主さん家族の元に、帰れるんじゃないでしょうか


お迎えに行った時に、腫瘍の摘出時間さえ、長くしたくないと思ってる僕に
飼い主さんが「あっ 先生 ついでに歯石も取っておいてくださいね」って
家族会議で「覚悟」決めたんですよね? 危ない事は分かってるんですよね?
飼い主さんの「ついで」発言に、思わず苦笑してしまいました(笑)


切除後の腫瘍画像は、こういうの得意でない人の事を考えて
載せない事にしました(笑)

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