BY WANSELFのブログ

超大型犬と一緒に暮らす

誕生日con

グンちゃんと暮らしだして、1年も経った頃
グンちゃんが「スイッチの入っちゃうピット」だという事が分かりました・・・
まあ、グンちゃんの父母考えたら、当然なのかもしれないけど・・・
実際に、目の前で見るまでは、信じられませんでした


そして、「スイッチの入った、切れたピット」を目の当たりにして
驚きと驚愕・・・ そんな言葉じゃ言い表せないほどの感情
平たく、正直に言うと、「びびちゃった・・・」んですね


獣医の長女からは、「普通の家庭で、普通に返るもんじゃない」とか
その他、知り合いの犬仲間、ブリーダーさん、訓練士さん等々
いろんな意見をいただきました・・・・
そのほとんどが、否定的なものでした・・・


多くの意見の中に、「取りあえず 去勢してみては・・・」と言うのがあって
大勢には逆らえず、僕は生まれて初めて、自分の子を自分の手で
去勢する事になりました・・  ホントは嫌でした・・・
上手く言葉では言えないけど、敗北感とブルーな気持ち等々
その時のどの気持ちを思い出しても「ダウン系」です


グンちゃんの去勢手術が終わり、無影灯の下で、
手術台の乗せられているグンちゃんに、(その時グンちゃんは、
まだ麻酔から覚醒しておらず、ぼんやりしてたと思います)
色んな事を話しかけてました ほとんどが、謝罪の言葉だったと思います


その中で、一言「大丈夫 お前は俺が一生守るからね」って言葉が出ました
心底 心からそう思ったんだと思います


ここで、「グンちゃん岸壁から川に落下事件」の帰りの車の中での気持ち
つまり「満足」に繋がります
この時に、グンちゃんと約束した「守るからね」を果たせた気がしたんです


獣医になった頃から、いつも思ってた事がありました
「うちの犬達は、人間の子供と同じ 同じ家族」
周りにも、親戚にも、そう言って憚りませんでした


例え、震災があっても、今回のように水難でも、交通事故でも
人間の子供と同じように守る そうできる自負もありました
でも、心のどこかで、いざとなった時に
轢かれそうになったこの子達の前に立ちはだかって
この子達を守れるんだろうか?
おぼれてる子の子達を助けるために、そこに飛び込めるんだろうか? って
自分を疑っていた事も事実です・・・情けない話・・・


でも、グンちゃんのこの事件 なーんにも考えず
我を忘れて、飛び込めました
その事が、実証された事が、何より誇らしかったです


車の中で奥さんに「俺が飛び込まなかったら どうした?」って聞いたら
(僕的には、がっかりした とか いつも行ってる事は何? って思った)とか
そんな言葉が帰って来るのかと思ってたら 奥さんが一言
「JUNちゃん」(奥さんは、僕をそう呼びます)が飛び込まなかったら
私が飛び込んだ って言いました


その夜は、グンちゃんのいびきを、顔の横で聞きながら
安心しきったグンちゃんを見ながら、穏やかな気持ちで眠れました



この話には、後日談があります
グンちゃんが、水に対して、変な恐怖心とか。トラウマを持ったりするのが
ちょっと心配だったので、この事件の三日後に、皆して違う川に
泳ぎに出かけました


グンちゃんは 普通に水に入り、皆と追っかけっこし、プロレスし
何事も無かったように、はしゃいでました


ただ、不思議な事が・・・
1時間ほど遊んで、皆も落ち着いて、陸の上がって休んだりしてる時
グンちゃんだけが、川をプールのように使って
ターンをするように、1人で泳いでました
ちょうど「ダイエット」で、1人でグランドを走るみたいに
黙々と、何度も何度もターンしてました
そんなグンちゃんを見たのは、初めてでした


「グンちゃん 溺れないように、練習してるんだよねー」って
奥さんと二人で、大笑いしてました


病院に帰って、全員シャンプー 皆が疲れて熟睡してる時に
グンちゃんだけ呼び出して 
「どうしてあんなに泳げるのに、岸壁から落ちた時は溺れちゃったの?」って
そーっと聞いてみました 中々言わなかったけど 一言
「試したの・・・・」って  「えっ?」って聞き返したら
「ほんとに守ってくれるかどうか、試したの」って・・・
号泣しました こんなに涙がどこから出るんだろ ってくらい泣きました


その夜寝る時に、グンちゃんに
「もう試さないでね 死んじゃうからね」って言っておきました




今日のグンちゃん

シャンプーして、ツヤツヤ・キラキラのぐんちゃんです(笑)



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