BY WANSELFのブログ

超大型犬と一緒に暮らす

暑!

「夏」という事を、十分に考慮しても尚 「暑い!」
島根では、40℃近くになったそうだ・・・・
僕の子供の頃って、「30℃」って気温は、もうそれだけで
「暑い夏」と呼ぶのに、誰も文句を言わない数字だった

ところが今 「30℃」だと ちょっと涼しく感じる・・・
日本が「熱帯化」してきてるんだろうなー
うちの子達も、昼間はひたすら、エアコンに聞いた部屋でダラーっと過ごしてる



大きいチームだけじゃなくって ちっちゃいチームも同じようにダレダレです

オーチンでさえ「どっか 行こうよー」って誘いに来ないもんね
こんな時 外にいる子は、どんな風に過ごしてるんでしょうか・・・




イギーもエアコンの風の来る真下に陣取って、休憩中ー

こんな夏が続くと、今まで、逃げたり、故意に逃がしたりしていた
マニアが飼っていた「爬虫類」が、冬を越せるようになり
繁殖できるようになり、カミツキガメやアリゲーターガーのように
社会問題になる生き物が、どんどん増えていってしまう・・・



何年か前に、結構田舎に住んでる患者さんから電話があって
「ハスキーがヘビに噛まれた!」って
どんどん具合が悪くなっていくから、毒蛇だと思う との事
僕「そのヘビ 捕まえてありますか?」
「その辺に居たんなら、多分マムシだと思いますよ」って言ったら
マムシなら知ってるけど、もっと大きいヘビ って


早速 緊急往診で駆け付けたら・・・・
日本にはいない、南米産の毒蛇でした
ハスキーの子 三日三晩危篤状態が続いて、何とか回復しました
体重30kgを超えるような子だったんで、助かったんでしょう


これから、こんな事が増えていくんじゃないでしょうか
熱帯の動物が、日本で越冬する
そんな気候帯に、日本はなっちゃったんですね・・・




なんかさ・・・ 今日 1日中寝てるよね(笑)
オーチン シーツ グチュグチュしたね!・・・

グンちゃん 冷房で冷たくなったシーツ 気持ち良かったでしょ?
夏の間に、1回でもいいから、「冷たいシーツ」に寝かせてね・・・

就寝前

ベッドが作られるまで、こうやって待ってますよー
「いいこ」のふりして、寝たふりして待ってますよー
まあ、周りを窺がいながら、目は開けてますけどねー

はーい さっさとみーちゃん お布団敷いてくださーい
今夜は、ここで寝ますからね シーツもグチャグチャになんかしませんよ



って、舌の根も乾かないうちに・・・・・
もう一人の悪がきをそそのかして・・・・  占領ー

布団敷いた瞬間にこれだ・・・!
「みんなで渡れば怖くない」みたいに 二人だと強気(笑)
「何か文句でも?」の二人の顔・・・
とぼけ顔のオーチンと「僕悪くないもんね」のグンちゃん
性格が良く出ていて、面白い(笑)
奥さんは怒ってたけど、僕的には、笑えた
心から「可愛い」と思ってる(笑)
これを、奥さんや子供達は「甘い」って言うんだろうか(笑)
甘いんじゃない! 可愛いからしょうがない だけ・・・(笑)



新しいおやつを開けたら いつもと違う集中力(笑)
いまいち 食欲を見せなかったダーナが、凄い食いついた!

ニーナは 待ちきれなくてフライングです
オーチンが、皆の気迫に押されて、一歩下がってるのが面白い



このおやつ「ウズラ1羽を、丸ごとつぶして、固めたもの」だそうです
大きい子も小さい子も 普段見せないような食いつきでした


ダーナが、すごい「食べる気力」を見せたのが、なんとも嬉しいです
これをきっかけに、バクバクになりました(笑)
夜の「氷」も、嫌がってたのに、積極的に並んでましたー
一安心だし、嬉しいし 「ウズラ様様」です(笑)


どこの獣医さんもそうだと思うんですけど
この時期 ホテルの預かりが増えます
そうすると、必然的に「お土産」をいただく機会が増えて
病院は、「全国美味いもの物産展」みたいな感じに・・・(笑)
この頃は、海外旅行も増えて、海外のお土産もいただくようになりました


昨日いただいた、香港土産のクッキー
大きな箱に、目一杯入っていて 長女が
「これは牛乳と一緒に食べようね」って、残しておいたもの・・・


ちょっと目を離した隙に、エルダ+ちびチームが・・・やってくれました
その時 リビングに居たのは、エルダ+ちび だったので犯人は間違いありません
クッキーの置いてあった場所は、エルダしか届かない場所
でも普通は、エルダはしないんです・・・


推測  犬の長女が、エルダに「あそこにいいもんあるよ」って
「ちょっと届かないけど、エルちゃんならできるよね?」 取って! って
エルダが、高い所から引き吊り出して、床にばら蒔いて
それをちび達が、ハイエナよろしく清掃ー  てな感じでしょうか


とにかく クッキーのカスすら残さないくらい
きれいにきれいに舐めてありました・・・(笑)


結構 バターと牛乳の効いたクッキーだったんですけど
だーれもお腹一つ壊しません!(笑)


奥さんが きれいになったクッキーの箱を見せて
「誰が食べたの?!」って言った瞬間
エルダ+ちび達が、その部屋から居なくなった・・・(笑)


当然 怒るべき事柄ですよね? そうなんですよね?


僕がした事は そのクッキーを食べ損ねた子達に
違うおやつをあげた事でした(笑)

ふて寝

「夜のお散歩」直前に 土砂降りの雨・・・・
盛り上がってた、皆の気持ちも↓・・・・
おやつを貰ったら、そそくさと寝ちゃいました

グンちゃんの右手 つまんなそうで可愛いですね(笑)
こんなに「ドンピシャ」のタイミングで、雨が降るとは・・・
誰かの日頃の行いが、こう言う時に 出ちゃうんだな(笑)



ニーナは、指定席でふて寝   ちょっと薄目開けてますかね(笑)

すごーいハイテンションから、あっという間に「ふて寝」に変化(笑)
「あー 今夜はもう行けないのね・・・」って
何となく 理解しちゃうんでしょうね
こういう時のこっち側の気持ちなんて、こいつら誰も分かってないんだろうな・・・
どんなに「すいませーん」って謝ってるのか 分かってないんだよね きっと





今日のお仕事   初夏に1回サマーカットにしたんですけど・・・
流石にプードルの「伸び」は早い
しかもこの子 10kg超の大きい子(笑)

バリカンの切れを 心配しながら 恐る恐る始めました






ざっと刈り込んだところ   涼し気になりました




目も見えるようになりました 表情も見えますね

一大ブームを巻き起こした「プードル」ですけど
最初にプードルと暮らしだした飼い主さん トリミングに来た時
すごーい注文が多いんです  「頭はこう 胴体はこんな 足先はね~」みたいに
プードルを飼ったら、こうしたいああしたい って 自分なりの夢があるんでしょう


ところが 1年ぐらい経つと ほとんどの患者さんが
「できるだけ簡単に」とか「短くカットして」「お手入れが楽なように」
って言う方向に しちゃいますね(笑)
恐るべし プードルの「毛」パワー(笑)


街を歩いていても、昔ながらの「プードルカット」してる人
ほとんど見ないですよね
マズルをきちんとバリカンで剃って、足先もバリカンかけて
胸だけ残して、胴体ツルツル なんて子 今は皆無です


逆に 今そんな風にしたら、目立つんじゃないでしゃうかね(笑)

厄年

だーれだ?  この間のブログに登場した「マカ」「セロ」の「セロ」です
ポンポン痛い痛いで、往診した子です
この写真 病院の犬舎で撮りました

当然純粋な「ホテル」で預かってるわけじゃありません・・・・
この写真では、分からないですね・・・



こっちではどうですか?  分かり辛いですけど・・・
尻尾にバンテージ巻いてるでしょ?

お風呂場のドアに挟まれて、尻尾 骨折しちゃいました・・・
お風呂場の扉という事で、普通のドアよりも軽かったせいで
尾椎自体が砕けたり、皮膚を破いて骨が、飛び出したりはしていません
第3尾椎と第4尾椎の間が、はずれて、ずれてました
麻酔をかけて、整復して、固定してあります
神経も切れてなさそうなので、元通りにはなると思います
災難続きですねー・・・


ドアに尻尾を挟まれる子 って、結構多いですからね
気を付けてあげてください
金魚のフン みたいに、飼い主さんの跡を 年がら年中追いかけている子
飼い主さんが気が付かないで、後ろ手にドアとか閉めると・・・・
ワンちゃんだけでなく、小動物や鳥にもよくあります
お気を付けください




「公園でカラスに狙われてました」って、お母さんと子供が連れてきました
見るに見かねて、拾っちゃたそうです
病院に来た時は、右目が上下にくっついてました
伝染性鼻気管炎で、目やにで目が開かなくなって、そのままでいたので
結膜が癒着して、くっついちゃったんだと思います
麻酔かけて、剥がして、右目を開けました

ほっておいたら、つぶったままの瞼の中で、眼球が解けちゃうところでした
拾ってもらって、ホント良かったです



目が奇麗に治ったら、可愛い子になるんじゃないでしょうか

捨てられていたのに、良い子なんです(笑)
きっとお母さんは「野良猫」ではないんですね・・・
飼い猫が、子供を産んで、飼い切れなくなって・・・
もうこの図式 いい加減にしませんかね・・・



心ある飼い主さんは、自分のうちの子と「絆」を結びたいと思ってるはずですよね
心と心で、何もかも分かり合える仲に、なりたいと思ってるはずですよね
当然ですよね それが究極のパートナーですよね


でも その「絆」どんなに強くなっても、信じてはいけない「壁」があります
それは「治療」の壁です


人間なら、子供でも「掻いちゃダメよ」「むしっちゃダメよ」「動かさないように」
って言ったら、子供はそれを守ろうと努力します
ところが、どんなに「絆」が深いワンちゃん ネコちゃんでも
この部分だけは「信じちゃダメです」
我が子のように接してきた うちの子を「信じてはダメ」って・・・
なんか、冷たいし、嫌な感じですが
コト「治療」に感じては、信じてはダメ なんです


皮膚病の子に「掻かないでね」って言っても
骨折した子に「動かないでね」って言っても
汚した子に「舐めないでね」って言っても
それが守られる事は、絶対にありません


「掻かせない」「動かせない」「舐めさせない」ようにするのは
100%飼い主さんの責任です


あの子達は、掻きたければ掻くし、動ければ動くし、舐めたければ舐めます
彼らのDNAに刻み込まれた本能です 止める事はできません


「疾病」でなく、元気な子を、色んな意味で抑止させる事は
精神的にも(飼い主さん 患畜どちらにも)ストレスだと思います
でも 「治療」のために必要不可欠な事なんです


心を鬼にして、「制限」してください
完治したら、思いっ切り遊んであげてください

背筋

「せすじ ピーン」(笑)  まるで置き物のようなエルダ
視線の先には、奥さんがバウムクーヘンを持って立ってます(笑)


クーとチャイのいい加減さ に比べて なんて真面目な「お座り」でしょう(笑)
エルダの筋肉 きれいですねー



奥さんが持って立ってたのは、オーチンがロックオンしてる「これ」です
もう一切れあったのを、僕が既に食べちゃったんで
「これは僕のですよね?」の顔ですね

わざと、バウムクーヘン自体を 直接見ないようにしてる(笑)
あくまでも しぜーんに、自然に いただこうと画策中




オーチン 次のターゲットに移動ー
次のターゲットは、箱の中に入ってる「チーズスフレ」です(笑)

ニーナもベストポジションを確保
グンちゃんは、遅れてしまい クッションと僕の手の間で埋もれてる(笑)
流石エルダはお姉ちゃん 今はまだ その「時」でないのを知ってます
その「時」になったら、オーチンとニーナの間に入ってくるはず(笑)
年の功ですねー 無駄な事は、しないんですね




帰ってきた次女が、チャイのトリミングのできが不満だったらしく
自分でやり直してました これで満足いったらしいです(笑)

次女一番のお気に入りの子なんで、どうやったら可愛くなるのかを知ってるそうです
チャイは、耳の位置がどうだから、こうした方がいい とか
頭がこうだから、こういう刈り方じゃダメ とか 色々言ってました(笑)



ここに来てる人達は、愛犬(愛猫)に 話しかけたり、お喋りしたり
意思の疎通を図るのに、「人間の言語」を使ってると思うんですけど


うちでは、奥さんの話すのと、子供に話すのと、うちの子達に話すの って
全く同じ口調で話しかけます
よく奥さんが、僕があの子達に話してるのを、自分に言われたんだと思って
「なーに? なんて言った?」って 返事してます(笑)


患者さん達を見てると、自分のうちの子に話す時
「赤ちゃん言葉」になる患者さん 多いように思います


「ポンポン痛いのよねー」とか「あんよ悪くしちゃたのねー」とか
子供に話すように、話しかける患者さん 多いです


もっと言うと、猫ちゃんには「赤ちゃん言葉」
ワンちゃんには「子供言葉」 って言った方が 正解かも


ワンちゃんには、「同士」みたいな口調で、仲間意識ありありの言葉
お父さんだったら「あのさ お前さ」みたいな(笑)
猫ちゃんには、完全に赤ちゃんに接する時の「赤ちゃん言葉」
「○○ちゃん 注射 痛いけどどうしましゅかー?」的な・・・(笑)
どうしてなのか 聞いた事は無いですけど
傾向をみてると、そんな風に感じます(笑)


あの子達は、「話せない」けど、人の言語は理解できます
一杯話してあげてください 人の話が分かる、素敵な子になると思います


PS・過去に 一人だけ「こいつ話せるな?!」って思った子が居ました
  トイプーだったんですけど、ある晩 僕が寝たと思って、話しかけてきました
  僕が起きてるのに気が付いて、びっくりして話すのをやめてました(笑)
 あいつ 絶対に話せたんだと、今も信じています(笑)